聖バキータ(聖ジュゼッピーナ・バキータ)は、スーダン出身のカトリックの聖人で、人身取引や奴隷制度の被害者の守護聖人として知られています。
生涯
1869年頃、スーダンのダルフール地方に生まれました。
7歳のときに誘拐され、奴隷として何度も売買され、過酷な虐待を受けました。
後にイタリア人領事の助けによって自由の身となり、イタリアへ渡りました。
カノッサ修道女会と出会い、キリスト教の信仰を受け入れて洗礼を受け、修道女になりました。
北イタリアのスキーオで、多くの人に愛されながら奉仕の人生を送り、1947年2月8日に亡くなりました。
列聖
1992年に列福
2000年10月1日に教皇ヨハネ・パウロ2世によって列聖されました。
聖バキータの言葉
彼女は、自分を苦しめた人々について次のような言葉を残しています。
「もし私を誘拐した人に会ったなら、私はその人の手に接吻するでしょう。」
この言葉は、深い苦しみを経験した人だからこそ到達した赦しと希望の証しとして、多くの人の心を打っています。
記念日
2月8日は聖バキータの記念日(祝日)であり、カトリック教会では同時に「世界人身取引に反対する祈りと啓発の日」としても定められています。
タリタクム・インターナショナルは毎年、聖バキータの祝日に祈りのリレーを行っています。

